観光ビザ(ETAS / eVisitor)は、観光、親族訪問、または短期のビジネス活動(会議への参加や現地での調査活動など)を目的とした90日以内の短期間滞在に適したビザです。
オーストラリア政府は、観光客の利便性を重視しており、ETAS(Electronic Travel Authority)やeVisitorといった電子ビザシステムを導入し、オンライン申請を通じて、迅速かつ手軽にビザの取得が可能です。この仕組みにより、日本を含む多くの国のパスポート保持者が、申請手続きの複雑さや待ち時間を大幅に削減してオーストラリアへの渡航ができるようになっています。
また、観光ビザは1回の入国で最長3か月の滞在が認められるため、短期間の旅行やビジネス活動に理想的です。
特にETASは、オーストラリアを訪れる日本国民やアジア圏の訪問者にとって非常に人気のあるビザで、移民局のウェブサイトまたは旅行代理店を通じて手軽に申請が可能です。
この柔軟性の高さと手続きのシンプルさは、オーストラリアを訪れる観光客にとって大きな魅力の一つです。
ビザ情報に関しての注意事項
ビザに関する情報提供は、その時点で客観的な情報を提供致しますが、将来に渡りその内容を保証するものではございません。
また、この情報を元に申請を行っていただいたものに対して、審査結果に関して弊社では一切責任を負いかねますこと、予めご了承下さい。
なお、弊社を通してご留学のお客様に関しましては、ビザに関するアドバイスもさせて頂いておりますが、ビザに関してのみのご質問・お問い合わせは承っていませんので、ご理解いただけますと幸いです。
01
ETAS(Electronic Travel Authority)
日本や韓国、シンガポールなどの特定アジア諸国のパスポート保持者が対象です。オンライン申請が主流で、通常は旅行代理店や航空会社でも取得をサポートしているため、申請手続きがスムーズです。迅速に許可が下り、旅行計画の際に便利です。
・有効期間:12か月
・滞在可能期間:1回の入国につき最大3か月まで滞在可能
02
eVisitor(サブクラス651)
主にヨーロッパ諸国のパスポート保持者が対象で、ヨーロッパ経済地域(EEA)やスイスの国民が申請可能です。
eVisitorの申請はオーストラリア移民局のウェブサイトで直接行うことができ、申請料は無料です。
・有効期間:12か月
・滞在可能期間:同じく1回の入国につき最大3か月
両ビザともに1回の入国につき最大3か月間滞在可能で、有効期間は申請日から12か月間ですが、対象国籍や申請方法の違いがある点に注意が必要です。
目的
観光、親族・友人訪問、短期ビジネスなど(ビザの範囲内で認められる活動)
健康条件
特に条件はありませんが、滞在期間や訪問地域によっては健康証明が求められることも。
滞在期間
1回の入国につき最大3か月間
有効なパスポート
ETASまたはeVisitor申請の場合の情報入力(パスポート番号や氏名など)
一部の場合、訪問目的を証明する書類
オーストラリア移民局のサイトへアクセス
「Apply for an ETA」から申請画面へ進み、申請を開始します。申請フォームの入力
オーストラリア移民局の公式ウェブサイト、または旅行代理店を通じて、パスポート番号や申請者情報を入力。支払い
ETASには申請手数料が発生します(約20AUD前後、eVisitorは無料)。申請はカード決済が主です。審査と承認
通常、数分から数日で審査が完了し、承認通知が届きます。ETASやeVisitorはパスポートにリンクされ、電子ビザとして管理されるため、ビザラベルの貼付は不要です。渡航準備
ビザ承認後は、そのままオーストラリアへ渡航が可能。空港や入国審査でパスポートを提示し、電子ビザが確認されます。注意事項
ETASは観光や短期のビジネス活動(会議出席など)のみ許可されているため、就労や就学には他のビザが必要です。ETAS | オンライン申請料は約20AUD |
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